g0blinとは?
iPad、iPhone、64bitチップを搭載しているiPod touch用の脱獄です。
Sticktron氏とJake James氏によって開発されました。
g0blinはLuca Todesco氏のyalu102 KPPバイパスとSiguza氏の脆弱性「v0rtex」を使用しています。
まだ不安定な状態でバグもあるようなので、上級者以外はもう少し安定してから脱獄したほうがいいかもしれません。
そのバグの一つのせいでFilza等のroot権限を使用するGUIアプリを使用することができません。
追記:
xPreeksバージョンのg0blinでは正常にFilzaが動作します。
Cydiaは使える?
Jake James氏がg0blinに「jailbreakd daemon」を追加したので可能です。
CydiaSubstrateも通常通り動作するのでアップデートの必要はありません。
対応しているiOSバージョンは以下の通りです。
対応iOSバージョン
- iOS10.3
- iOS10.3.1
- iOS10.3.2
- iOS10.3.3
対応デバイス
- iPhone 5S
- iPhone 6/6 Plus
- iPhone 6S/6S Plus
- iPhone SE
- iPad Mini 3
- iPad Mini 4
- iPad Air 2
- iPad Pro 12.9-inch 1世代
互換性のないデバイス
- iPhone7と7Plusはyalu102のKPPバイパスをサポートしていないので互換性はありません。
- A7~A9以外のチップセットを持つデバイス
今後のサポート
開発者は次のバージョンまたは次以降のバージョンで以下のデバイスをサポートする予定です。
- iPad Pro 12.9インチ第1世代
- iPad Mini 2
- iPad Pro 9.7インチ
xPreeks/g0blinを使用してiOS10.3~10.3.xを脱獄する方法
以下のダウンロードリンクよりipaファイルをダウンロード
以下のページを参考にしてCydiaImpactorでipaファイルをデバイスにインストールします。
アプリを起動し、「Jailbreak」ボタンをタップすると脱獄が始まります。
プログレスバーで脱獄の進行度がわかります。
途中で再起動した場合はもう一度g0blinを起動して「Jailbreak」をタップしてください。
以前のg0blinのようにリスプリングは必要ありません。
Cydiaにて白い画面が表示された場合は上部にある「i」アイコンをタップし、force-reinstallブートストラップを有効にして保存します。
もう一度脱獄アプリを実行してください。
以前のyalu102のように再起動等をした場合はg0blinを起動して脱獄作業を行う必要があります。
g0blinv3を使用してiOS10.3~10.3.xを脱獄する方法
ホワイトスクリーンバグ等があるためこちらは使用しないでください。
まず、以下のページからg0blinのipaファイルをダウンロードします。
https://github.com/thisiswisy/g0blin/releases/idk
以下のページを参考にしてCydiaImpactorでipaファイルをデバイスにインストールします。
アプリを起動し、「Jailbreak」ボタンをタップすると脱獄が始まります。
プログレスバーで脱獄の進行度がわかります。
途中で再起動した場合はもう一度g0blinを起動して「Jailbreak」をタップしてください。
注意:
ここでアラートが表示されますが、それは
「Cydiaを介してリスプリングをしないで!」
と言っています。
必ずアラートの「respring」ボタンからリスプリングを行ってください。
お疲れさまでした。